停電の効用
「パッ」と音がしたような感じで突然暗がりに。
昨日の19時ころ何の前触れもなく停電しました。
丁度ダイニングで夕食(鶏鍋)の支度中。
鍋をIHコンロの上に置き出汁を暖めててたところ。
日は暮れていたものの低く垂れ込めた雨雲に街の明かりが反射しているようで
窓の外は結構明るく感じたし部屋の中では石油ストーブが赤々と光を放っていたので
真っ暗になった、という感じではなく。慌てずに懐中電灯を探し
ブレーカーが飛んだのか?と思い配電盤をチェック。
ブレーカーには異常がなく表に出たらお隣さんも様子を見に出て来ていて「停電ですねぇ」とご挨拶。だって街灯も自販機も消えてましたから。
さておき停電は自分では直せないので夕食をとる事に。
懐中電灯は一方向しか照らせず食卓を照らすには不便。
なので仏壇から燭台を拝借しローソクに点灯。
コンロはカセットコンロに掛けて食事開始。
テレビは点かないのでラジオに電池を入れてニュースを聞く。
生活するにはランタンタイプの電灯の方が便利かも。
すぐ復旧するだろうと思っていたけど
結局回復したのは夕食を終えた1時間半後の20時半頃。
笑ってしまったのは点くはずもない電灯をつけようとスイッチに手が伸びてしまう事。
1時間も停電していると停電していることをふと忘れてしまうもの、
家族がみんな1度は同じ間違いをしましたさ。(笑)
そして一つ判ったことが。停電すると我が家の固定電話が通じなくなること。
たまにはわざとライフラインを止めて非常な事態を想定してみるのも良い事だろうと思った次第。
今回電気が止まっただけでこれこれの事が出来なくなるというのが実感できましたから。
頭で考えててもなかなか災害に備えるというのは難しいですが実際に不便な状況にしてみれば少しは判るのではないでしょうか。
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