お木曳(荷降ろし&帰り)
話は前後します。
垣内参拝の前に御用材を納めました。
積む時と同じく人力で降ろします。
降ろす所は工作所の貯木池。
神域内に曳き入る際に聞かされた注意事項は私語は慎むことと
鉢巻、帽子などの頭ものを摂ること。
なので木遣り子さん達も掛声は出さず采を静かに振るのみです。
私のような曳き子は車を曳き入れてしまうとあとは見ているだけなのですが
きちんと納めてこそお木曳、とても重要な事だと思います。
終り良ければ全て良しです。
で、御用材を納めるとお木曳は終りと考えても良いのですが
お木曳き車を町まで曳いて帰ります。車を置いて帰る訳にはいきませんから。
この曳いて帰る事は帰り車と呼ばれています。
写真は帰り車で外宮前の商店街通りに入った所での休憩中の模様です。
帰り車は参加しない人も多いのでしょうけど曳き子の数に対し綱が短く感じられました。
綱の先頭で曳いてましたが最後のほうなんぞは拳一つ分しか握れなくなってしまい
最終的には先頭から少し元に近いところに移りましたよ。
さぁそろそろお木曳のネタも終りにしなくては、と思う今日この頃です。
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