2012-13年小菜栽培のまとめと総括
去年の冬蒔きの小菜栽培のまとめ更新です。
10/31、11/3、11/13、12/1、12/8の5回蒔きでしたので蒔いた順に更新してない所を書きます。
10月31日蒔き分
1月に2度収穫したのは更新済みであと1/31、2/17、3/9の三度収穫して終了。
11月3日蒔き分
更新済み分以降、1/30、2/17に収穫、3/18日に開花、5/13に種採り完了。
11月13日蒔き分
3/8開花、4/4、4/9トウ収穫(一部)、5/15種採り完了。
12月1日蒔き分と12月8日蒔き分
2/10間引き、3/13、3/22、3/28、4/5、4/9、4/18、4/22トウ収穫で終了。
総括
蒔き時は10月下旬から11月上旬のような感じ。
11月中旬以降はポットに播種して保温すれば発芽はする。
ただ生育が遅いの上にトウ立ちがして来るまでが短いので
葉は収穫せず種採り用もしくはトウ収穫用が良さそう。
初めて出来て来るトウは太くて美味しいのでこれを目的にしっかり大株に育ててみるのも良さそう。
来年は何か株かはそうすつもり。
トウの漬け物は格別に美味しかったですよ。
採種用の栽培には他のアブラナ科のものと混じらないように注意が必要なようです。
アブラナ科のものは自家受粉はしないとかで別の株の花粉が必要だとか。そして虫媒花であるとか。
今年うちで採れた種は黒っぽいのが多く西洋種のアブラナ系のものが混じった可能性があると考えてます。
写真の左の袋は朝熊の方に分けて頂いた種で右はうちで採れた種。
色が黒っぽいですよね、右は。
アブラナは西洋種と和種があり西洋種の種は黒く和種のは茶色ということなので
虫による受粉で他からの花粉がもたらされた可能性があると考えるべきでしょう。
対策としては虫による受粉ではなく虫が入らない環境にして
筆などで人の手で受粉させる必要があると考えています。
ただ、小菜も花が咲く頃にはかなり大きくなるのでプランター丸ごとは無理そうなので花をネットで覆うようにしようかと考えています。
種の形質を残す為にはある程度の株数を育てないと次第に遺伝子のバリエーションが少なくなるので
弱いものになってしまう事もあるから私のように単独で形質を残すには難しいですね。
朝熊だとその時期は集落で小菜ばかり咲いている事でしょうから虫による受粉で充分なのだとおもいますが。
朝熊以外の集落だとやはり他のものとの交雑の可能性が高くなるので注意が必要です。
在来種って作ってるところが少ないだけに保存は大変なんだと思います。
プランター数個で作ってる程度では無理があるのではないかと思っています。
朝熊であってアブラナ系の雑草が増えてしまうと他の形質が混じる可能性は高くなるのだし。
もし、在来種を残すなら種苗会社に頼んで増やしてもらうというのが良いのでしょうけどね。
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