2013-14年ソラマメのプランター栽培まとめ その2
ソラマメ栽培の続きです。
年末に摘芯をしてからは寒冷紗をかけて防寒するくらいしかやる事はありません。
ただ、今年は雪に降られベタ掛けしていた寒冷紗に積もり枝が折れたので寒冷紗の掛け方を工夫しないといけませんね。
2月22日に花芽が見えて来てたのでリンカリを追肥。
3月3日に開花が始まりました。花が咲いたら指で上下からつまんで受粉を促進しました。
株により生育のばらつきがあるので全株が開花するまで15日の開きがありました。
3月24日にもリンカリを追肥して春になってから伸びて来る脇芽を欠きました。
暖かくなってきたのでサブリナフロアブルを散布してヨトウムシ対策も。
4月2日に草丈が大きくなってきたものを摘芯して枝の成長を止め実の充実を図ると共にアブラムシ対策をしました。
アブラムシは新芽が好きで新芽の中に入り込んで増殖するんですよね。
アブラムシ用の薬は毒性のないアーリーセーフなので新芽の中までは入りきらないでの効きませんし
手で潰すにも新芽の中に居たら潰せないですから。だからこの頃になると新芽はどんどん摘んでしまいます。
花芽も多すぎると実が充実しなくなるので適当に摘蕾します。
花は咲いても全部に実がつく訳じゃないですし同じ所に有る花芽は数を少し減らしても良いと思いますし
時間の経過と共に草勢が落ちて来たり病気が発生してくると実が充実し難くなるので
後から出来て来る花芽はある程度落とした方が良いように思います。
アブラムシはほんとう厄介な虫ですが天敵のテントウムシが居ると楽になるのですがね。
なかなか丁度良い時季に来てくれないものですよ、写真は5月末のテントウムシのさなぎです。
なんとか早く来てくれるように今年は秋のうちに燕麦をまいてはやくアブラムシを寄せ
それを狙うテントウムシを呼び寄せるというやり方をしてみようと思っています。
なんでも麦につくアブラムシは豆にはつかないということなのでこういう方法もあるとか。
ちなみに今年は春に燕麦を蒔いたのですでに時遅しでした。
4月に入ってからは液肥を週一位のペースで追肥。
あまり多肥にするとアブラムシの増殖が激しいので葉もの野菜にやるような希釈で施肥しました。
追肥の判断は難しいですね。プランターだと液肥は雨降れば流れてでてしまうよ、って話しもあるし。
肥料やらないほうが美味しい野菜になる、って説もあるし悩ましいことです。
4月24日に初収穫、多分早く咲いたやつだろうなぁ、でもこれは5莢だけで本格的な収穫は4月30日からでした。
4月26日、莢が出来て収穫開始でくそうなころまたヨトウムシの気配があったのでサブリナフロアブルを散布。
アブラムシ対策は黄色の粘着シートを吊るしたり手で潰してました。
新芽がないと見つけやすいですし。やはり新芽の摘み取りは必須です。
アブラムシ自体はそう酷い被害をもたらすものではありませんがウイルス病を持って来るので
あれにやられると収穫が激減するとかですからね。
本格的な収穫は4月30日から5月13日にかけて9回。
収穫は全部で294莢、一株あたり24.5莢、もっととれるようにしたいですね。
5月の10日過ぎから株が萎れるような調子になり立ち枯れ病というやつみたいでした。
13日以降も莢は出来てましたがどんどん萎れてしまい1莢収穫できただけでした。
立ち枯れ病にならないようにするには良い苗を作ることが大事みたいだし
終了して土の手入れをしたら根がパンパンに張ってたのでプランターの容積を増やしてみようと思っています。
15Lのポリバケツに穴を開けて使う予定。プランターよりポリバケツのほうが安いですし。
種蒔きの培土はパーライトとバーミュキライトを沢山混ぜた土を使ってみようと思っています。
さて来春の収穫を愉しみにして頑張りますよ、この秋冬も。
なんといっても採りたての若採りソラマメの美味しさは半年間手を掛ける価値は充分にあると思っています。
ソラマメは発芽が難しいので苗からやる方が良いのかもですね。
色々細かい作業はしてますがしなくても出来なくはないものも多くポイントは植え付けの時季を守る事と
アブラムシ対策をしっかりやればあの美味しいソラマメを手にする事はできるだろうと思います。
皆さんも是非挑戦してあの美味しいソラマメを食してみては如何でしょうか。
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