10/16/2014

2013-14年ソラマメのプランター栽培まとめ その2

ソラマメ栽培の続きです。
年末に摘芯をしてからは寒冷紗をかけて防寒するくらいしかやる事はありません。
ただ、今年は雪に降られベタ掛けしていた寒冷紗に積もり枝が折れたので寒冷紗の掛け方を工夫しないといけませんね。
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2月22日に花芽が見えて来てたのでリンカリを追肥。
3月3日に開花が始まりました。花が咲いたら指で上下からつまんで受粉を促進しました。
株により生育のばらつきがあるので全株が開花するまで15日の開きがありました。
3月24日にもリンカリを追肥して春になってから伸びて来る脇芽を欠きました。
暖かくなってきたのでサブリナフロアブルを散布してヨトウムシ対策も。

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4月2日に草丈が大きくなってきたものを摘芯して枝の成長を止め実の充実を図ると共にアブラムシ対策をしました。
アブラムシは新芽が好きで新芽の中に入り込んで増殖するんですよね。
アブラムシ用の薬は毒性のないアーリーセーフなので新芽の中までは入りきらないでの効きませんし
手で潰すにも新芽の中に居たら潰せないですから。だからこの頃になると新芽はどんどん摘んでしまいます。

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花芽も多すぎると実が充実しなくなるので適当に摘蕾します。
花は咲いても全部に実がつく訳じゃないですし同じ所に有る花芽は数を少し減らしても良いと思いますし
時間の経過と共に草勢が落ちて来たり病気が発生してくると実が充実し難くなるので
後から出来て来る花芽はある程度落とした方が良いように思います。

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アブラムシはほんとう厄介な虫ですが天敵のテントウムシが居ると楽になるのですがね。
なかなか丁度良い時季に来てくれないものですよ、写真は5月末のテントウムシのさなぎです。
なんとか早く来てくれるように今年は秋のうちに燕麦をまいてはやくアブラムシを寄せ
それを狙うテントウムシを呼び寄せるというやり方をしてみようと思っています。
なんでも麦につくアブラムシは豆にはつかないということなのでこういう方法もあるとか。
ちなみに今年は春に燕麦を蒔いたのですでに時遅しでした。

4月に入ってからは液肥を週一位のペースで追肥。
あまり多肥にするとアブラムシの増殖が激しいので葉もの野菜にやるような希釈で施肥しました。
追肥の判断は難しいですね。プランターだと液肥は雨降れば流れてでてしまうよ、って話しもあるし。
肥料やらないほうが美味しい野菜になる、って説もあるし悩ましいことです。

4月24日に初収穫、多分早く咲いたやつだろうなぁ、でもこれは5莢だけで本格的な収穫は4月30日からでした。
4月26日、莢が出来て収穫開始でくそうなころまたヨトウムシの気配があったのでサブリナフロアブルを散布。
アブラムシ対策は黄色の粘着シートを吊るしたり手で潰してました。
新芽がないと見つけやすいですし。やはり新芽の摘み取りは必須です。
アブラムシ自体はそう酷い被害をもたらすものではありませんがウイルス病を持って来るので
あれにやられると収穫が激減するとかですからね。

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本格的な収穫は4月30日から5月13日にかけて9回。
収穫は全部で294莢、一株あたり24.5莢、もっととれるようにしたいですね。

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5月の10日過ぎから株が萎れるような調子になり立ち枯れ病というやつみたいでした。
13日以降も莢は出来てましたがどんどん萎れてしまい1莢収穫できただけでした。
立ち枯れ病にならないようにするには良い苗を作ることが大事みたいだし
終了して土の手入れをしたら根がパンパンに張ってたのでプランターの容積を増やしてみようと思っています。
15Lのポリバケツに穴を開けて使う予定。プランターよりポリバケツのほうが安いですし。
種蒔きの培土はパーライトとバーミュキライトを沢山混ぜた土を使ってみようと思っています。

さて来春の収穫を愉しみにして頑張りますよ、この秋冬も。
なんといっても採りたての若採りソラマメの美味しさは半年間手を掛ける価値は充分にあると思っています。
ソラマメは発芽が難しいので苗からやる方が良いのかもですね。
色々細かい作業はしてますがしなくても出来なくはないものも多くポイントは植え付けの時季を守る事と
アブラムシ対策をしっかりやればあの美味しいソラマメを手にする事はできるだろうと思います。
皆さんも是非挑戦してあの美味しいソラマメを食してみては如何でしょうか。

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10/15/2014

2013-14年ソラマメのプランター栽培まとめ その1

そろそろソラマメの種蒔きの時季になってきました。
2013年秋から2014年春にソラマメのプランター栽培をまとめておきましょう。
少々長いので2回に分けて記事にしますね。

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使った種は一昨年の残りのもので泰斗という早生の長莢で中粒系のものです。
一寸系の大粒が流行でしょうけど収穫まで時間が掛かるから早くできるほうがトラブルの回避ができていいと思っています。

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一昨年はじめて挑戦したソラマメ栽培では発芽に失敗して良い苗ができなかったので
今年は水のやり過ぎに注意する事と早めに蒔いて発芽しやすくする事にしました。
10月13日に種蒔き培土に黒土を混ぜた用土で15ポットに蒔きました。
黒土を混ぜた理由は豆類は種に栄養が多く発芽時には苗の段階で土に養分が多いと徒長しやすくなるのではないかと言う事と
ある程度重めの土の方が種を覆う皮が取れやすくなるのではないかということでそうしてみました。
播種して少したったら白い黴が生えたのがあったので腐敗防止にオーソサイドを掛けてやりました。
前年よりは良かったですがまだ良くないですね。多分水分が多いのでしょう。
枝豆でも水分が多すぎると駄目になるので今年こそ良い苗を作りたいものです。

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定植は10月25日から11月4日に25Lプランターに二株づつで合計6台。
アドマイヤー1粒剤を植え穴に散布しました。
アブラムシ対策なんですがこんな早くから必要?ってもの苗のうちに病害虫にやられると影響が大きいですからね。
それに新芽の中で冬の寒さを凌いで暖かくなったら一気に増殖、なんてこともあり得るでしょうし。
早い段階での使用なら実に浸透するようなこともないでしょうし。

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本葉4段目が開いた時に一度目の摘芯しました。これは分枝させ収量を増やすためです。
分枝しやすい品種みたいなので摘芯しなくてもいいのかな?とも思うのですが
春に分枝してくるのは細い枝になるのであまり期待できないので
冬のうちに分枝させ太い枝を増やすほうが良いように思っています。

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12月の末に二度目の摘芯をしました。
これは一度目の摘芯をして本葉4段残した主枝を切り取ります。
この主枝は分枝を成長させるために葉を残してありましたが充分分枝したら
もう無くてもいい枝になりますから寒さを受ける量を減らす意味で切ってしまいます。
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あまり大株にすると寒さにやられやすくなるようですからね。
こんな感じで越冬させました。

ブログの記事を書きながらこんなことしてたっけ?なんて事もかなりありました。
写真と簡単なメモだけでは?事もありました。なんでこんなことしてんだろう?とか。
今、蒔き時を迎えて振り返れて良かったですわ。
続きはまた後日。

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08/14/2014

2013-14年小菜のプランター栽培のまとめNo.3

小菜のプランター栽培のまとめ記事No.3は種採取用栽培の経過をまとめてみました。
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小菜は伊勢市の朝熊地区で作られる地方野菜で通常は朝熊小菜と呼ばれています。
主に漬け物にすることが多く正月のお雑煮に入れることもあります。
私は小菜としか表記していないのは朝熊の方から頂いた種であっても産地が朝熊で作っているわけではないので単に小菜と書くようにしています。
また、去年も種を自家採取したのですが随分黒い種ができてしまって交雑のおそれもあるから別物になっている恐れもありますから。

去年の自家採取をした時は自然に受粉させたので主にミツバチが受粉をしていました。
ミツバチにとっては花であればなんでも構わないのだから交雑の恐れもありますよね。
そりゃ朝熊地区のようにまとまって作っていれば交雑のおそれは低くなりますが
うちのようにプランターで数株ってのは流石にまずいだろうと。
アブラナ科の植物はその辺にもありますからね。

さて、種採り用の栽培は栽培期間が長く大きくなるので深めのプランターで株数を少なくしてみました。
種蒔きは通常の種蒔きより遅らしました。
遅蒔きすればそれだけ害虫の心配は減りますから。
気温はそのぶん発芽しにくくなるのでポットに蒔いて室内置きなどして出芽させました。
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播種は11月14日、出芽が11月18日、やはり1日ほど時間が掛かりました。
移植は11月24日、用土は買って来た野菜用培養土と使い回しの再生土を混ぜて使いました。

一度目の間引きは12月1日(播種17日目)、二度目が12月15日(播種31日目)。
二度目の間引き前
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二度目の間引き後
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追肥は液肥を1週間に1度程度。
開花は3月12日(播種118日目)。
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開花後は防虫ネットで覆い虫に依る受粉を防ぎました。
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受粉はネットを外し花と花を接触させて行ないました。
結構面倒くさいです。
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小菜の花は次々を花芽が出来て来るのでなかなか終わりませんが
最後のほうで咲いた花からは株が枯れて来るので種が小さくなったり出来なかったりしますので
4月8日から摘花摘蕾を行いました。
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種の収穫は5月14日に開始して5月18日(播種から185日目)に終了しました。
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種の色の比較は微妙な結果で終わりましたが遺伝的要素を元の朝熊小菜のまま保とうとするとこうやって防虫ネットで覆うしか手がないように思っています。
今年は8株からの採取だったのでもっと増やさないと遺伝要素のバラエティが減ってしまうんだろうなとは思いますが今季は16株くらいに増やそうかかと思っています。
丁度ソラマメの栽培と平行して進むので場所が確保できなくて難しいんですよ。
日当りの良くない所ならあるんですがねぇ。そうするしかないのですがね。

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2013-14年小菜のプランター栽培のまとめNo.2

小菜のプランター栽培のまとめ記事No.2はトウ採取用栽培の経過をまとめてみましょう。
春に枝豆を育てていた用土を乾かし根を取り除き有機石灰、米糠、馬糞堆肥、バーク堆肥を加え1ヶ月程置いたものに元肥をプランターの深い所に施し潅水し数日馴染ませました。
その時点でのphは6.0でした。
土の上の方は肥料が無い状態なので液肥(菌の黒汁)を施し二日ほど置いて種を蒔きました。
種蒔きは通常の栽培より一ヶ月早い9月29日。
株を早くから育てて早くからトウを採れるように、しっかりした株にして複数回トウ軸を採ってもしっかりしたトウがとれればいいな、という目論見です。

出芽は種蒔きから3日程。
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播種から13日、防虫ネット内に蛾の侵入がありました。
そうそうにサブリナフロアブルを散布して対処しました。
通常の栽培より一月早いので虫はまだまだ活発ですね。
2013年10月7日からの一週間と一ヶ月後の平均気温はうちの実測値は10月が26.2℃、11月は15.7℃と10℃以上下がっていました。
感覚的にも15℃位が虫の活動が目立つ目立たないの境な感じで思っています。
もちろん平均気温15℃ということは最高気温はまだまだ高いので虫の活動はあるので防虫ネットは外せませんけどね。

播種から15日で一度目の間引きと高度化成を少々追肥、31日で二度目の間引きをしました。
間引き前
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間引き後
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二度目の間引き前
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二度目の間引き後
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高度化成を置いたあとの追肥は液肥を一週間から10日に一度程度与え一度目の置き肥の2ヶ月後にも高度化成を追加しました、

播種から40日過ぎころに古い葉が黄変して枯れて行きますがこれは露地で栽培していても起きることらしいので枯れ葉は取り除いてしまえばいいようです。
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播種から98日で花芽を確認、トウ軸の初収穫は122日目でした。
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以後収穫は二度できました。4度目はもう細かったので解放状態で育てて種の色を見てみることにしました。
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開花は播種から177日目。
種の莢が色づいて収穫開始は228日目から。全てを終了したのが252日目でした。
9月の終わりに始めて6月の上旬まで掛かってますがこれは種を採るためです。
9月の末に始めたのは正解だったと思います。
でも通常の葉もの野菜よりは栽培期間が長くなるのでプランターの容積は余裕があったほうがいいかもです。

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トウ軸は食感や香りが葉とはまた違い美味しいので今年も栽培したいと思っています。
今年はトウ採り用に25Lプランターで4株で栽培してみようと思っています。
あ、もう一月半もすれば種蒔きの時季になりますね。早いものですね。

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07/17/2014

2013-14年小菜のプランター栽培のまとめNo.1

今年で栽培2年目の小菜、実は夏作もやってみましたが葉が少し硬くなるのでやっぱり良くなかったです。
若抜きで食べる分にはokかと思いました。
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話しは逸れました、本来の冬作の事に戻りましょう。
今年のテーマとしては2点。
1、トウ軸だけ採って食べてみる為に早い時季に蒔いてみる
2、去年自家採取した種が黒っぽかったので交雑の疑いがあるのでそれの検証
もちろん普通に食べるのも作りましたが。

今回の記事では結論的な事をまとめておきましょう。
先ずはトウ軸採取栽培の話から。
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トウ軸採取は通常の栽培より一月早く播種して大株にして多くのトウ軸を採ることを目指してみました。
蒔いて芽吹いた際に猫に踏まれて少し傷んで株数が減ったのでこれは対策不足でした。
早めに蒔いて大株を目指してみましたが早くから生えてきた葉が黄色くなって枯れたのでこれがどうだか気になりました、これは課題ですね。
普通の栽培でも枯れるとは聞きますからそうそう問題視する必要はないのかも知れませんけどね。
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で、種採り用に栽培したのが結構な大株になったことから考えると大株にするには蕪に近い品種と思われるので株間を空けるほうが良さそうで
且つ細くて長い根ができるので深いプランターのほうが良いような感じです。
一般的に栽培期間の長いものは根がしっかり成長するので土の容量が足りないと厳しいというのもありますから深いプランターが良いのかも。
トウ軸漬けは花芽が付いているので普通の小菜の漬け物とは香りが違いますし軸の食感は葉柄とはまた違い味もまた別。
これはまた食べたいので今度は深い容器で株間空けてやってみようと思います。

さて、もう一点の種の色の話し。
これは先ずは写真を。
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下の真ん中が朝熊小菜の種、元の種です。
上の横長なのがうちで花が咲いた時季は防虫ネットで覆って虫媒を防いで採った種。元の種よりは黒い。
下の右が去年開花期に虫媒して採った種、この中では一番黒いですよね。
左の下はその黒い種を虫媒して採った種。去年よりは少し赤いんですよね。
この結果では今一よく判らないのですよね。
交雑の有無を調べるなら元の朝熊小菜の種を虫媒有りと無しで比べるしかないのだよね。
使えるプランターの台数も限られてるのでどうするか課題ですね。
虫媒花である以上虫の侵入を防ぐしか手が無いのですがね。

また詳しい栽培状況は改めて記事にしてみようと思います。

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11/23/2013

2013年春蒔き新ゴボウのプランター栽培

今年はゴボウの栽培にも初めて挑戦しました。
ゴボウはゴボウでも短い早生種ゴボウの新ごぼうという品種を選びました。
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流石にプランターではあまり深くはできないですからね。
肥料や堆肥の袋を使えばもう少し長いのもできそうですが台風とかが来たときに移動させるのが困難ですからね、袋では。
プランターは深さ38cmの果樹用プランターを使用しました。
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種蒔きは3月19日、発芽は3月27日に確認できました。
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間引きは4月22日と5月13日に実施。
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暖かくなってくるとアブラムシが発生しました。
最初のうちは手で押しつぶしてましたが追いつかないのでマラソン乳剤を使用しました。
こんど作るときはアーリーセーフを使って見ようと思います。
梅雨時にはうどん粉病も発生しましたがカリグリーンで対処しました。
収穫を始める前はもしゃもしゃ。
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6月13日に初収穫。
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糠漬けにして頂きました。
普通のゴボウに比べて細かったのですが山牛蒡の漬け物みたいな感じで美味しいんですよ。
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最後の収穫が9月2日。あまり太くしないほうが美味しいですね、このごぼうは。
あ、これは漬け物にすることが前提ですが。
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このゴボウのように短い品種なら深く土を耕したりしなくてもいいから楽ですね。
アブラムシ以外の虫はあまり付きませんでした。
葉も食べられるのですがあまり美味しいとは思いませんね、私は。
だから虫も付きにくいんんでしょうけどね。

秋蒔きもできたのですが深いプランターを日野菜に使っているのでまた来年ですね。

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11/17/2013

2013年ミニキュウリのプランター栽培まとめ

今年はキュウリの栽培にも初挑戦しました。
キュウリの糠漬けは大の好物。
夏はキュウリの額漬けで冷えたビール!最高です。

でも市販のキュウリは太い元のの所が漬かりにくくちょうどいい状態になかなかできないのです。
なので狙うはミニキュウリ。ミニキュウリはあまりうちの近所では手に入れにくく産直系でないと見かけません。
品種はサカタの通販で売っていたサラという品種です。
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栽培前にネットで調べるとミニキュウリというわりに大きくなるらしい、という情報はありました。
確かに思ってたより大きかったですね。15cmくらいにはなりましたから。
種蒔きは4月23日、一つのプランターで二株の予定で2カ所に点蒔きしました。
5月2日に片方が発芽しおましたが発芽してこないので5月4日と5月8日に追加播種しました。
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5月21日に間引きとアブラムシ対策にオルトラン粒剤2g/株を施しました。
6月2日には脇芽を芽かきしましたがうどん粉病が発生してしまいました。
農薬を用意していなかったので当座の対策で手を消毒するスプレー(アルコール含有系)を施しました。
本当はちゃんとした農薬を使うべきではありますがね。
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開花は6月12日が最初。最初咲いたのは雌花でした。
あれよあれよと成長して6月17日には収穫できました。
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オルトラン散布からちょっと短い気もしましたが一応収穫前日まで使える登録ですからまぁいいでしょう。
自分が食べるのだから誰に迷惑かける訳で無し。
で、伸びては誘引、伸びては誘引を繰り返し背丈を越えた頃に摘芯。
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その後またうどん粉病が再発したり蛾の幼虫に葉を喰われたり。
なのでうどん粉病対策にカリグリーンを、芋虫対策にサブリナフロアブルを噴霧しました。
カリグリーンもサブリナフロアブルもJASの有機栽培の登録薬剤です。
散布しても翌日に収穫可能ですし回数規制もないのが嬉しいですね。
夏の終わり頃にアブラムシも発生と同時にうどん粉病が発生、
9月18日にあまりにもしつこいうどん粉病に嫌気が差しアルコール度数の高い業務用の消毒スプレーを使ったら葉を傷めてしまいました。
これは大失敗でしたね。
7月8月とまずまず収穫できました。
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7月10頃からもありましたが9月になってから雌花は咲くのに実が大きくならず黄色くなって枯れてしまうのがどんどん増えてきて10月20には花も無くなり完全に終了を確認しました。
実際の収穫はもっと早く終わってて10月の頭くらいまででしたね。
8月も半ばを過ぎると雄花が咲かなくなり受粉しないせいか先の細いキュウリしかできなくってましたけどね。
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トータルの収穫は2株で50本。
大切なのでうどん粉病対策かもしれません。本当にしつこかったです。
そして栽培終了後土の手入れをしようとプランターから土をだしたら白いものがいっぱい付いていたのでこれもうどん粉病?
ともあれアルコールいっぱい掛けて消毒しておきました。
この土使えるのかなぁ?はなはだ疑問ではありますがうどん粉病の菌も自然界にあるものですからききちっと手入れすればまた使えるのでは?と思ってますがどんなものでしょうね。

キュウリの種はまだ残っているのでまた来年も作るつもりです。
収穫まで日にちがありそうな時期にはうどん粉病の予防もできる薬剤を使うほうがいいかな。
カリグリーンは出来た病変には対応できても予防はできないのでね。

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11/12/2013

2013年枝豆栽培のまとめ

さて、久しぶりのブログの更新です。
今回は2013年の枝豆栽培のまとめ更新です。
去年は少し早く蒔きすぎたのかなかなか発芽せず苗作りに失敗したので
今年は気温が高くなってから蒔いてみることにしました。
種蒔きから発芽までは概ね6日位から。
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5月9日に8ポット蒔きましたが4つが駄目になってしまったので
5月18日に6ポット、5月24日に2ポット、5月27日に3ポットと苗の様子を見ながら追加で播種しました。
上手く発芽しないのはどうやら水のやり過ぎの模様。
これはソラマメでも同じことのようです。水が多いと豆が腐るんですね。
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そして今年はまた別の原因で失敗もありました。
今年は極早生種のものを蒔いたので株が大きくならないうちに花が咲いてしまい収量が少なくなってしまいました。
早生種の大豆の開花は日の長さを関連してしまうので夏至までにしっかり育ててやる必要があるそうです。
なので早生種は早く蒔くのがセオリーだそうです。


そしてもう一つの失敗は種蒔きに市販の種蒔き培土を使ったことですね。
市販の種蒔き培土には栄養分が多いのからか発芽してからポットでの育苗で徒長してしまった株が多かったです。
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そして最大の問題は葉が枯れ落ちて行く事でした。
去年もなったのですが病名が判らず困っています。葉が枯れて落ちていく病気です。
モザイク病かなぁ、と思っていますがどうなんでしょうね。
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カビ系のものが生えて来てるような感じではないので細菌性かウイルス性かと思ってますが。
これは去年もなったのでちゃんと対策を考えないとまた失敗になってしまいます。
ウイルス性の病気なら多分アブラムシが関与しているのでしょうけど
防虫ネットと今年は植付け時にアドマイヤー1粒剤を利用して防除してたのですがねぇ。
まぁ、アドマイヤー1粒剤も1ヶ月位しか効かないようだから植付け1ヶ月過ぎからは
もっとしっかり観察して早めに対処しないといけないのでしょうね。

今年は去年より上手くいかなかった感が強いですがちゃんと花も咲いて収穫もできました。
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ともあれ来年も美味しい枝豆を目指して頑張ります。
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と、その前に現在進行中の青ネギ、日野菜、葉からし菜、丸大根、小菜、ジャンボニンニク、ソラマメをしっかりやらないとね。

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06/28/2013

2013年春ソラマメ栽培の経過まとめ

以前の記事で10月21日、25日、29日、11月2日に播種したことは書いてありますが
追加して11月13日にも追加播種しました。
あまりにも苗の状態が病気だらけなのでポット蒔きにして暖かい室内で芽吹かせました。

ソラマメは寒さに当てなければ花芽分化が起きないので冬越しの栽培になるのですが
あまりにも寒いのもどうかと思い不織布のベタ掛けで霜が直接当たらないようにもしました。
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花は蒔いた順に咲くのではなく成長が順調なものから咲いて来て
10/21蒔きは3/24、10/25蒔きは3/16、10/29蒔きは記録漏れにて不明、11/2蒔きは3/28、11/13蒔きは3/28に開花が始まりました。
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ソラマメは自家受粉するので虫の力は借りなくとも良いとは聞いていましたが
受粉はし辛いらしく花を下からつまんでやると強制的に受粉させるほうがいいとか。
最初ころ随分花が長く咲いてるんだな、と思ったのは受粉してないから花が長持ちしたのかも知れません。

収穫を始めたのは10/21と10/25蒔き分は5/4、10/29と11/13蒔きは5/20、11/2蒔きが5/9で
適宜収穫をしつつ一部を種取り用に残して収穫を終了しました。
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予備知識でアブラムシが相当くるというのは知ってましたが想像以上でした。
1mm目あいの防虫ネットを掛けていても全ての株にアブラムシは付きました。
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防虫ネットもある程度防いではいるのですが完璧ではないですね。
アブラムシが付いてしまっては良くないのは判っているのでマラソン乳剤を使って駆除しましたが
これも完璧ではなく全滅には至らず増殖のスピードが遅くなる程度でした。
マラソン乳剤を使うと1週間は収穫できないので豆が出来過ぎになってしまうので
収穫3日前まで使えるスミチオン乳剤の方が良さそうです。
根から吸わせて使うアドマイヤー1粒剤などは播種時や植付け時のに使う設定なので収穫時期には使えない模様。
いくらなんでも半年以上も薬が効く訳も無いでしょうからアブラムシ対策は頭が痛いです。
同時に育ててた杓子菜にもアブラムシが付いてしまいソラマメはアブラムシを誘因する効果が抜群のようです。
アブラムシに付かれてしまうと莢がウイルス感染して黒くなって落ちてしまうのですよね。
せっかく出来た莢がどんどん黒くなり落ちて行くのをみるのは残念でなりませんでした。

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花は最初の開花から長い期間咲いていました。
実際、花は収穫を諦めた頃にも花芽はできていて種採り用に残したものに適用外農薬のオルトラン粒剤を施したところ
アブラムシは居なくなり葉の勢いも戻りまた花を咲かせていました。
暑さには弱いそうなので暑くなると厳しいのでしょうがアブラムシ対策がうまく行けばもっと収穫できるのでは?と思います。
ちなみに根にもアブラムシが付いていました、驚きです。
下の写真の小さな緑色のが根についたアブラムシです。
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でも、あの柔らかくて甘ーいソラマメを味わったら忘れられません。
栽培期間も長くアブラムシ対策に苦労をしても市販品ではあまり見かけない極若採りしたソラマメは格別です。
今度は種蒔きをもう少し10月の上旬くらいにして早く芽吹かせようと思っています。
寒いと発芽が遅くなり種が腐ってくるので良い苗が出来ないように思います。
あとはアブラムシ対策をしっかり考えねばなりませんなぁ。

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06/23/2013

2012-13年冬の小蕪の経過

2012-13年の冬の小蕪栽培の経過です。

10月20日蒔き分
11/1と11/14に間引き。
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適宜追肥をして2/2に5個、2/14に4個、2/17に3個の収穫で終了。

12月8日蒔き分
2月2日に二度目の間引き。
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花芽が出来てきたので3月12日に収穫して終了。
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寒い時季は虫が付きにくいのはいいけど成長が遅いですね。
10月でももう少し早く蒔いた方が良さそう。
12月はポット蒔きにしたけどやはりトウが出来てしまうので不向きですね。

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より以前の記事一覧